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新機能「エコ販売コーナー」のご紹介! ~期限切れ間近な商品の割引コーナーの管理をサポートします~
- 業務改善・DX

皆さん、こんにちは!今日は、有効期限管理アプリ Semafor(セマフォー)の新しい便利機能「エコ販売コーナー」についてご紹介させていただきます。これは、期限切れ間近な商品を定番棚からはずし、特別なコーナーに移動して割引販売する場合に有効な機能です。店舗スタッフの負担をさらに軽減するとともに、商品管理のクオリティを高めます。
「エコ販売コーナー」とは
店舗から廃棄ロスを削減するためには、「売り切るチカラ」を売場に実装させる必要があります。その施策として、廃棄になるリスクを管理し、余裕をもって段階的に割引販売を行うことは非常に効果的です。今回ご紹介する新機能は、この施策を簡単に管理して業務負担を軽減させるばかりでなく、期限管理のクオリティを高めるものです。
Semaforでは、期限切れ間近な商品を集約して販売する特別なコーナーを「エコ販売コーナー」と称しています。そのコーナーでのお買い物は、食品ロスの削減につながり、「地球にもお財布にも優しいお買い物」であるという意味を込めています。
特別コーナーにおける期限管理の課題
期限切れ間近な商品を、特別な割引コーナーに集約して販売なされている店舗も多いのではないでしょうか?廃棄ロスを削減するために効果的ではある反面、管理のしづらさも存在します。
ステイされる課題をまとめてみました。
- 移動後の商品を管理する仕組みが無い
- 仕組みはあるが、割引コーナーの陳列商品として再登録するのが面倒
- 仕組み自体がなく管理方法が脆弱
- 様々な部門の商品が集まるので、管理担当者があいまい
- 目視によるチェックのため、ヒューマンエラーがおこりやすい
- 期限切れ商品を販売してしまうリスクが顕在
新機能「エコ販売コーナー」とは
上記に列挙した課題を解決し、特別コーナーでの期限管理をサポートする機能が、Semaforの「エコ販売コーナー」です。 この機能を使用するメリットは、
1,商品の移動が簡単
・定番棚での期限管理から、ワンタッチで割引コーナーに商品データを移動できます。
2,商品の移動が簡単
・ひと目で割引コーナーの商品状況が把握できます。
(商品名と賞味期限+期限切れまで日数+期限切れになるリスクの度合い)
3,対処がしやすい
・3色の信号で期限切れまでのリスクに応じたアラートを示してくれるので、
誰でも、チェーンで決めた対処がしやすくなります
4,分析用のデータが抽出できる
・アラートのタイミングの商品の売れ残り数や、廃棄に至った商品数のデータを抽出し、
分析データとして活用いただけます。
詳しい内容は、お問合せください。操作デモを含めて、ご説明させていただきます。
コーナー演出のご提案
期限切れ間近な商品を集約した割引コーナーの展開は、売り切るチカラを高めると同時に、サステナビリティの実践につながります。売場演出(訴求表現)を変えることで、店舗のサステナビリティに対する考え方と取り組みを主張し、売場に新しい価値観を醸成。お客様とのつながりを深めていく効果が期待できます。
Whywaste Japanでは、売場演出を含めお客様とのコミュニケーションデザインの領域においても小売店様を支援させていただいております。是非、ご相談ください。
こちらは、munit 河原町OPA店(アジアをテーマとしたバラエティストア:京都市)での展開事例です。

「Expiry Management(エクスパイリー・マネジメント)」は、賞味期限管理に特化したデジタルツールです。
商品ごとに賞味期限を入力するだけで販売期限を自動モニタリングし、期限が近づいた商品をスタッフへ即座に通知します。これにより、チェック作業の負担を大幅に軽減し、廃棄ロスの削減にもつながります。
この記事を書いた人
小川訓昌
約30年にわたり、大手流通のプロモーションやコミュニケーションデザインの企画業務に従事。 2011年、米国オレゴン州ポートランドへの視察ツアーで「サステナビリティ」の概念とライフスタイルを体験。 2019年、スウェーデンのフードテック企業Whywaste社を訪問し、当社が開発した賞味期限管理アプリ「Semafor(セマフォー)」と出会う。 2020年、Whywaste社とのグローバル・パートナーシップを締結。 2021年より日本の小売業から食品廃棄物を削減することをミッションとしたWhywaste Japanプロジェクトを立ち上げ、Semaforアプリを核とした事業展開を推進している。
