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[Semafor Business Case]ビオセボン・ジャポン様
- 導入事例

賞味期限の管理は、食品スーパーやドラッグストアなどの小売店舗の現場において欠かすことのできない日常業務です。しかし、アナログな方法に頼った管理体制では、人的ミスや業務の属人化、作業負担の増加といった問題が生じがちです。
以前の記事「賞味期限管理とは? ~効率化する4つのコツ・廃棄ロスを減らすポイント~」では、賞味期限管理の基本的な考え方と、導入時のポイントについてご紹介しました。本記事ではさらに一歩踏み込み、現場での実務に役立つ効率化の方法と、それを“仕組み化”するための具体策をお届けします。
日々のチェック作業に課題を感じている方や、すでに対策を講じているがさらなる改善を目指したい方にとって、すぐに実践できるヒントが満載です。


ビオセボン様は、フランス発のオーガニック・スーパーマーケットです。
“新鮮な生鮮食品”と“日常使いできる品揃え”が人気を呼び、2016 年には日本初上陸1号店として、麻布十番店をオープン。「オーガニックを日常に」をテーマに、東京・神奈川の 24 店舗と全国発送のオンラインストアを展開しています。
また、環境に配慮した商品やサービスなど、さまざまなアプローチでサステナブルに取り組んでおり、新しいアイデアや技術を積極的に取り入れています。
https://www.bio-c-bon.jp/
課題

賞味期限に関しては厳しい管理ルールはあったものの、統一のデジタルツールが無かったため、各店舗が独自でアナログのフォーマットを作成していました。
加えて管理精度を高めるために”二重チェック”を行っており、月平均で40~70時間もの作業時間が必要でした。全店で共有できるツールを導入して業務を統一化するとともに、作業の効率化を図って店舗スタッフの負担を軽減させることが課題でした。
賞味期限管理の重点課題
全店で共有できるツールを使用して業務プロセスを統一する
∟ 管理を効率化し、作業時間を削減
∟ 店舗スタッフの作業負担を軽減
解決策
Web検索で有効期限管理アプリ「Semafor」を知り、無料トライアルのサービスを利用して他社ソリューションとの比較検討を行いました。トライアルの結果、賞味期限チェックの作業時間が大幅に削減できるという導入効果を確認することができました。
Semaforについては、使い慣れたスマホで管理ができて、分かりやすくデザインされたアプリ画面で、年齢に関わらず誰でも使いやすかったこと、そして簡単な手順で精度の高い管理ができることが評価されました。現場で実際に操作した店舗スタッフからの採用希望の声が多く、導入に至りました。
Semaforを選定したポイント
∟ スマホやアプリで管理できる
∟ 簡単な手順で正確な管理が可能
∟ 「信号」でアラートを表示する賞味期限管理の方法
∟ 分かりやすくデザインされたアプリ画面
∟ シンプルなシステムで、自社与件に合わせてアレンジしやすい
結果

Semaforの導入により、作業時間は導入前の月平均40~70時間から50%以下に削減され、業務が効率化されました。その導入効果は、2か月目から実感できました。
また、賞味期限管理を店舗スタッフ全員で分担できるようになり、業務の属人化が解消されました。様々なスタッフに業務担当が割り振られるようになったことも大きな成果です。
さらに、Semaforを使用しながら期限管理の最適化を検証し、管理ルールを修正することができました。

Semaforは、賞味期限管理業務の統一と標準化を実現しました。作業時間の大幅な削減に加え、業務改善のための強力なサポートツールとなっています。
(ビオセボン・ジャポン株式会社 営業本部 店舗運営部 業務推進 田中 眞美氏)
「Expiry Management(エクスパイリー・マネジメント)」は、賞味期限管理に特化したデジタルツールです。
商品ごとに賞味期限を入力するだけで販売期限を自動モニタリングし、期限が近づいた商品をスタッフへ即座に通知します。これにより、チェック作業の負担を大幅に軽減し、廃棄ロスの削減にもつながります。
この記事を書いた人
whywaste-japan