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[Semafor Business Case]レデイ薬局様
- 導入事例


レデイ薬局様は、愛媛県松山市に本社を置く調剤薬局・ドラッグストアのチェーン店で、246店舗(令和6年5月15日現在)を展開し、地域最大級の店舗網を誇っています。
https://www.lady-drug.co.jp/
2022年10月、ドラッグストア業態ではじめてSemaforをご導入いただきました。
課題

賞味期限に関しては厳しい管理ルールはあったものの、統一のデジタルツールが無かったため、各店舗が独自でアナログのフォーマットを作成していました。
加えて管理精度を高めるために”二重チェック”を行っており、月平均で40~70時間もの作業時間が必要でした。全店で共有できるツールを導入して業務を統一化するとともに、作業の効率化を図って店舗スタッフの負担を軽減させることが課題でした。
賞味期限管理の重点課題
全店で共有できるツールを使用して業務プロセスを統一する
∟ 管理を効率化し、作業時間を削減
∟ 店舗スタッフの作業負担を軽減
解決策

効果的なソリューションを探し求めていたレデイ薬局は、革新的な有効期限管理ソリューションであるSemaforと出会いました。
このソリューションは、使いやすさを重視して設計されており、基幹システムとの連携を必要としません。そのため、導入が容易で運用もスムーズです。また、店舗で使用していたiPadで稼働するため、チェーンにとって非常に魅力的なツールでした。
このアプリの軽量性により、店舗のタブレットにすばやくインストールでき、簡単に使用できます。 店舗スタッフは、陳列された商品の最も早い有効期限を入力するだけで、アプリが差し迫った有効期限に基づいて、3色の信号と供にアラートを表示してくれます。
Semaforを選定したポイント
∟ スマホやアプリで管理できる
∟ 簡単な手順で正確な管理が可能
∟ 「信号」でアラートを表示する賞味期限管理の方法
∟ 分かりやすくデザインされたアプリ画面
∟ シンプルなシステムで、自社与件に合わせてアレンジしやすい
結果
Semaforの導入により、有効期限の確認に関連する作業負荷が大幅に削減されました。作業時間が70%削減され、より正確で効率的なプロセスが可能になりました。
これにより、アルバイトでも大掛かりな研修を受けずに業務をこなせるようになり、人件費のさらなる削減や店舗運営の改善が図れました。
レデイ薬局とSemaforのパートナーシップは、小売業界におけるデジタルトランスフォーメーションの力を証明するものです。革新的なテクノロジーを採用することで、レデイ薬局は大きな運用上の課題を克服し、生産性と顧客の信頼を向上させました。


Semaforは、賞味期限管理業務の統一と標準化を実現しました。作業時間の大幅な削減に加え、業務改善のための強力なサポートツールとなっています。
(株式会社レデイ薬局 営業本部 業務改善部 部長 矢野智則氏)
「Expiry Management(エクスパイリー・マネジメント)」は、賞味期限管理に特化したデジタルツールです。
商品ごとに賞味期限を入力するだけで販売期限を自動モニタリングし、期限が近づいた商品をスタッフへ即座に通知します。これにより、チェック作業の負担を大幅に軽減し、廃棄ロスの削減にもつながります。
この記事を書いた人
小川訓昌
約30年にわたり、大手流通のプロモーションやコミュニケーションデザインの企画業務に従事。 2011年、米国オレゴン州ポートランドへの視察ツアーで「サステナビリティ」の概念とライフスタイルを体験。 2019年、スウェーデンのフードテック企業Whywaste社を訪問し、当社が開発した賞味期限管理アプリ「Semafor(セマフォー)」と出会う。 2020年、Whywaste社とのグローバル・パートナーシップを締結。 2021年より日本の小売業から食品廃棄物を削減することをミッションとしたWhywaste Japanプロジェクトを立ち上げ、Semaforアプリを核とした事業展開を推進している。
