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レデイ薬局様、213店舗にてSemaforを導入!国内外のドラッグストア業界で初!
- 導入事例

レデイ薬局様は、昨年の10月より、213店舗にてSemaforを導入いただいております。今回は、レデイ薬局様のご協力をいただき、3か月にわたるトライアルの検証データと、導入の決定に至ったポイントを公開させていただきます。今回のレポートでは、トライアル中に発生した課題とその対処方法と結果についても開示していただいています。業務改善ばかりでなく、有効期限管理方法そのものの見直しという、Semafor導入の波及効果もお分かりいただけると思います。
レデイ薬局様のご紹介
レデイ薬局は、ツルハホールディングスのグループ企業です。「すべてはお客様のために」をキーワードに、健康について気軽に身近に相談できる薬局づくりに取り組み、地域最大級の店舗ネットワークで、地域医療連携の中核を担う「かかりつけ薬局」の実現を目指しています。
本拠地愛媛を中心に、中四国・関西エリアで235店舗(2022年5月15日現在)を展開しています。(一般店舗176店舗、調剤店舗25店舗、一般・調剤併設店舗34店舗)

試験運用にて期限チェック時間が70%削減!
レデイ薬局では、DX推進による業務改善に取り組まれており、カウンセリングやシフト作成業務等のソリューションを導入なされていました。合わせて、期限チェック作業の業務改善に課題をもたれていたため、有効期限管理アプリ『Semafor』(セマフォー)に興味をお持ちいただき、約3か月間にわたり、3店舗にて試験運用なされました、その結果、以下のご評価をいただき、213店舗にて導入いただくことになりました。
【評価のポイント】
- 期限チェックの作業時間が70%削減!(3店舗の平均)
- アプリの操作性(誰もが操作しやすい)
- 導入のしやすさ
『Semafor』(セマフォー)の導入目的
【導入目的】
- 誰もが、正しい手順で、ムリのない確実な期限チェックを実行する。
- 期限チェックの作業時間を半分以下にして、業務負担を軽減する。
- 品質管理の精度を高め、お客様に安全な商品をお届けする。
- 店内からの廃棄ロスを削減する事で、地球環境にやさしいお店に。
一般医薬品を含む、大半のカテゴリーで運用
【今後の運用計画】
- 菓子・食品をはじめとした期限チェックが必要な大半のカテゴリーで運用する。
- 一般医薬品での使用では、期限チックの作業時間は約90%削減できる見込み。
- 11月中に各店での初期登録を済ませて、年末年始の期限チェックの負担を軽減させる。

「Expiry Management(エクスパイリー・マネジメント)」は、賞味期限管理に特化したデジタルツールです。
商品ごとに賞味期限を入力するだけで販売期限を自動モニタリングし、期限が近づいた商品をスタッフへ即座に通知します。これにより、チェック作業の負担を大幅に軽減し、廃棄ロスの削減にもつながります。
この記事を書いた人
小川訓昌
約30年にわたり、大手流通のプロモーションやコミュニケーションデザインの企画業務に従事。 2011年、米国オレゴン州ポートランドへの視察ツアーで「サステナビリティ」の概念とライフスタイルを体験。 2019年、スウェーデンのフードテック企業Whywaste社を訪問し、当社が開発した賞味期限管理アプリ「Semafor(セマフォー)」と出会う。 2020年、Whywaste社とのグローバル・パートナーシップを締結。 2021年より日本の小売業から食品廃棄物を削減することをミッションとしたWhywaste Japanプロジェクトを立ち上げ、Semaforアプリを核とした事業展開を推進している。
