今回は、「生産性」をテーマに述べさせていただきます。
この数年、サステナビリティ先進国のスウェーデンにおける小売業の取り組み(目標12:
つくる責任、使う責任)について学び、現地視察に出向き、Whywaste社と実際にビジネスを展開したいく中で想いを強くしたことがあります。それは、「日本はスウェーデンの”生産性の高さ”について学び、そのエキスを取り入れるべきではないか?」ということ。「日本はスウェーデンとは違うから。」という反論もあると思いますが、「日本は違う」「日本は優秀」という思い込みがIT技術やスマートフォン市場で海外から遅れをとった一因とも思われます。生産性の低下が課題となっている日本において、海外の良き事例を積極的に取り入れていくことは有益であり、変革への近道であると思えるのです。
 そこで、Whywaste社とのビジネスを通じて感じている、生産性を高めていると思われる考え方(思考)と仕事の進め方(行動)をまとめてみました。あくまでも筆者の感覚的な私見でありますことをご了承ください。少しでも参考になれれば幸いです。

2022年6月6日 Whywaste Japan シニアオフィサー 小川 訓昌

◎無駄のなものは足さない、合理的な思考
この点は、ついつい”付け足したくなる”日本人と大きく異なる部分だと感じています。Whywaste社のメンバーも、「みんなをハッピーにすることは難しい」と言います。誰でもが使いやすいものを創りたいというポリシーを強く持っている表れでもあります。結果、シンプルで誰でもが感覚的に使えるサービスの提供につながっています。

◎常に何かを探している
スウェーデン人は”未来志向”だと言われています。政治(選挙の投票率は常に80%超え)や環境への関心が非常に高いのもうなずけます。そんな志向のためか、ビジネスにおいても常に課題を持ち、改善しようとする意欲にあふれています。現在、Semaforは、日本を含め世界18か国で導入されていますが、Whywaste社は、各国のクライアントからの意見や要望を積極的に聞き、常にベストプラクティスを貪欲に追求しています。

アーリーアダプター志向
国民性として、新しいものを早く試したいという思考が強いと言われています。試すことへのフットワークが軽く、フィットしなかったらやめればいいという割り切りがあるようです。国民の人口も多くは無く、意思決定や行動がスピーディーというお国柄にも起因しているのかもしれません。イノベーションが起こりやすい環境といえるのではないでしょうか。

◎合理的に決めていく
スウェーデン人は、論理的に考える力やディベート力に優れている人が多いようです。そのため、合理的な提案は受け入れられやすいとのこと。また、なにごとにも原理原則をしっかりと持っていてブレが少ない印象があります。今回は詳しく解説はいたしませんが、サステビリティに関しても、正か悪かの基準が明確で、スウェーデン人には迷いが少ないと教わりました。

◎効率的に働き、定時で退社
自分のプライベートの時間を大切にするがために、必然的に各自が効率を追求するようです。会議も定刻にはじまり、予定より早く終わることはあっても遅くなることは無いとのこと。

◎FIKAという習慣
FIKE(フィーカ)はスウェーデンの社会制度とすら言われるコーヒータイムの文化です。午前と午後の2回、コーヒーを片手に集ってコミュニケーションを深める時間としてビジネスシーンでも有効に活用されているようです。仕事面でも、上下関係を超えた自由な会話がスピーディーな意思疎通に効果を発揮しているとのこと。また「意見に責任は必要ない」といった了解があるようで、萎縮せずに意見ができるようです。

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