弊社はオンラインにて、【SDGs未来塾】第2回店舗SXセミナーを開催いたしました。今回は、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんをお招きし、世界的な社会問題とされ、SDGsで具体的な目標が掲げられている「食品ロス問題」にスポットを当て、小売業での対応事例を学びました。

2022年10月21日 Whywaste Japan シニアオフィサー 小川 訓昌

◆ 食品ロス対策は収益性を向上させる

 店舗からの食品ロスも、環境・経済・社会的な問題を発生させる原因として、世界的な社会課題の一因であることは否めません。また、企業が本業において社会課題に取り組むことは、これからの時代にとって、企業の価値を高め、競合各社との差別化を図る上でも必要なことです。
 加えて、当セミナーでは、「食品ロス対策は収益性を向上させる」と言う論点で、世界各国の取り組み事例をご紹介いただきました。小売業にとっては、「食品ロス対策」は、すぐにでも取り組めむべき収益改善のテーマとも言えるのです。

◆ 参考にしたい、世界の先進的な取り組み事例

各国で、様々な切り口や手法での取り組みがなされています。
◎鮮度を保持させるフードテック
◎デジタルソリューションやAIの導入
◎廃棄間近の商品のリサイクル(商品開発)
◎廃棄物を出さない売り方
◎お客様への啓発コミュニケーション

◆規制の厳しい欧州で認められている『Semafor』

日本の「食品ロス削減推進法」とは異なり、フランスでは罰則があったり、英国では発言力の高い食品ロス監視団体が存在するなどの影響もあり、各企業とも食品ロス対策を自主的に、積極的に行っています。そのような環境の中、有効期限管理アプリ『Semafor』は多くのチェーンで導入されています。

◆【SDGs未来塾】 店舗SXセミナー

 Whywaste Japanの運営母体である㈱スコープでは、店舗でのサステナビリティの実践を学ぶ無料セミナーを開催しています。見逃し配信も予定しています。Whywaste Japanからのメールでご案内させていただきますので、次の機会に、是非ご視聴ください。